日記240105/変わってんだな、人生

日記

新年あけましておめでとうございます。「そういや最近ブログ全然動かしてねえな」と気づいたので久しぶりに書きます。


新年一発目の『あちこちオードリー』、オードリーの二人と伊集院さんがラジオブース風のセットでノーカットトークするという内容でめっちゃ面白かったんですが、その中の話。

「12月に春日がベンツのゲレンデ(Gクラス)を買った」というニュースに、若林さんは「ひとつの時代の終わりを感じた」と思ったという。

若林:我々ってラジオをずーっとやってきて。ちょっとお金をもらうようになったら、トップのベンツのゲレンデとか、ポルシェ・カイエン乗ってる芸能人の揚げ足を取ろうとする……

伊集院:アハハハ!(笑)そうだね、そうだね。

若林:なんかスタンスでやってたのが、それがもうできなくなるっていうか。で、だんだんなんかラジオって道が細くなってるというか。先輩の違和感感じたことを言っても笑ってくれたけど、後輩だともう聞いてられないとか。

伊集院:あー……!

若林:そういう、ちょっとこう…なんだろう、広くなると思ってたんすよ。年齢を重ねていくと幅が。

伊集院:はいはい、すっごいわかる。

若林:なかなか狭くなってきて。ちょっと「中堅おじさん、難しいな」って。コイツの節約話も聞いてらんないっすよ!(笑)ベンツのゲレンデ乗ってたら。

春日:なんでよ!ゲレンデ乗ってるけども、アメ玉でジュース作ってるとかさ。

『あちこちオードリー』2023年12月31日(日)放送分・TVerで30:21ごろ~

年末に「オードリーから気持ちが離れていった2023年」というnoteが話題になった。今確認したら有料記事になっていた(当初は無料記事)が、ざっくり言うと「人見知りで俺たちの仲間」だったオードリーが「大人の商売ができるテレビスター」になり、以前のような情熱が冷めた…という内容だったと思う(記憶違いがあればすみません)。

「気持ちはわかる」「そんなことわざわざ言うな」など賛否はあったが、このトークを聞いたときに当の若林さん本人もやっぱりそういうことを大なり小なり自覚しているんだなあ、とふと頭によぎった。

思えば「人見知り」「モテない」「卑屈」キャラのお笑い芸人も、時が経つにつれ大人になっていく。

パッと思いつく中だとハライチの二人がいい例かもしれない。澤部さんは最初は童貞キャラだったが今や立派なパパ芸人だし、岩井さんは『ぽかぽか』で毒を吐きながら独身の良さを語っていたと思えば、アイドル(奥森皐月さん)と結婚して家庭を持った。

それを「裏切りだ」と憤慨したり落胆したりする人の気持ちもわかるし、ファンが勝手に理想像や仲間意識を押し付けているだけだという意見もわかる。

ただ、個人的にはその変化すら「あいつ変わりやがったな~」とニヤニヤ笑いながらファンでい続けられたら幸せなのかなぁと思う。

若林:俺もけっこう早めにツッコむよ。「まあゲレンデ乗ってんだけどね」って。

春日:いや、ちょっとやめてくれよ!(笑)

若林:漫才の一番ツカミで言うもん!「ベンツのゲレンデ乗ってんですけどね」って。

伊集院:あ、ゆっくり来てる間にね(笑)。「あんなにゆっくり来てますけども、アイツゲレンデ乗ってんです」っていう。

若林:「ここまでゲレンデで来ましたからね!」

春日:勘弁してくれよオイ!やらしてくれよ、ケチキャラを!

若林:全然ウケなくさせてやるからな!(笑)

あちこちオードリー12月31日(日)放送分・TVerで37:20ごろ~